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市川紗椰がたどりついた「ビュッフェ」の新スタイル"アレンジ食い"

市川紗椰がたどりついた「ビュッフェ」の新スタイル


ピザ、たこ焼き、甘エビの刺し身、ゴボウの素揚げ、ザーサイが共存する恐怖の一皿。これぞビュッフェの愛すべき常識のゆがみ
『週刊プレイボーイ』で連載中の「ライクの森」。人気モデルの市川紗椰(さや)が、自身の特殊なマニアライフを綴るコラムだ。今回は「ビュッフェ」について語る。

* * *

新型コロナの感染拡大防止のため、世界は多くの我慢を強いられています。食べ歩き、カラオケ、旅行......。あって当然だった趣味に新たな感謝が芽生える一方、失って初めて自分の愛着に気づいたものもあるはず。

私にとってそれは、ビュッフェ。感染のリスクが高いとしていち早く自粛されたビュッフェですが、ここにきて思わぬ寂しさを感じています。

私にとってビュッフェといえば、ホテルのそれ。女性誌で特集されるような高級ホテルのデザートビュッフェなどではなく、浴衣を着たまま利用する温泉ホテルとかの、ありとあらゆる食べ物があるタイプのものです。

この手のバイキング(ここはおしゃれにビュッフェではなく、バイキングがしっくりくる)は、お泊まりで気分が浮かれているなか、さらに好きなだけ好きなものを食べていい、とんでも空間。すでにセルフコントロールが薄れている旅行客を無限の食べ物の前に解き放つと、予想どおりクレイジーな展開が繰り広げられます。

唐揚げの隣に刺し身とカレー、そのカレーにちょっと浸ってしまっている筑前煮(ちくぜんに)。最初に勢いよく取ったのに即座に後悔したポテトの上に重ねたローストビーフ。片手に味噌汁、もう片手にはコーンスープというダブル汁物状態も珍しくないかと。

茶色いお皿に罪悪感を感じたのか、申し訳程度のサラダをアリバイのようにテーブルに運ぶ人や、デザートを食べたのにしょっぱいものに戻る甘辛無限ループから抜け出せない人も何度も目撃しました。

盛り方に育ちが出る気がするので、最初は丁寧なセレクトを心がけますが、途中で節度が崩壊し、味がするようなしないようなカピカピ気味のオイル系パスタと、消しゴムのような見た目の魚の切り身をやたらと食べてしまいます。

この良識の留め金がバカになっているフード放蕩(ほうとう)、私は大好きなんですが、数年前、新たなスタイルにたどり着きました。さまざまなゾーンの食材を組み合わせて、自分だけの一品を開発してしまう"アレンジ食い"です。

麺類ゾーンからうどん、ご飯の友ゾーンから明太子、サラダゾーンからチーズを盛り合わせると、明太クリームパスタ風うどんが完成。フライゾーンからコロッケ、冷菜ゾーンからポテサラを取ってパンに挟めば、糖質サンドの出来上がり。友人たちとの年末恒例の熱海カラオケ合宿は、今やバイキングのアレンジ力を競う大会と化しています。

ちなみに、落ち着いたら行きたいビュッフェナンバーワンはこの熱海のホテルです。あの漫画みたいに真っ赤なカニ(足だけ。体はどこへ!?)と、ウーロンハイがそのまま出てくる夢のドリンクベンダーに早く再会したいです。

また、サンリオピューロランド内にもキャラがテーブルに来てくれる「館のレストラン」というビュッフェがあります。シェフの格好をしたキャラたちはかわいかったけど、去年やっと着ぐるみ嫌いを克服した私には、コスチュームを着た知らない人とご飯を食べている感覚が拭えませんでした。

あれから数ヵ月、成長した自分として早く行きたいです。肝心の食事はクオリティが高いのでオススメです。

また行けるその日まで、妄想で愛を熟成させます。

●市川紗椰(いちかわ・さや)
1987年2月14日生まれ。アメリカ人と日本人のハーフで、4歳から14歳までアメリカで育つ。モデルとして活動するほか、テレビやラジオにも出演。著書『鉄道について話した。』が好評発売中。ビュッフェ力を高めるため、カニ用のマイはさみを持ち込んだことがある。

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