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元大統領4人、米の分断憂う=黒人暴行死で相次ぎ発言

元大統領4人、米の分断憂う=黒人暴行死で相次ぎ発言

米国の大統領経験者。右からクリントン、オバマ、ブッシュ(子)、ブッシュ(父)、カーター各氏=2017年10月、テキサス州(AFP時事)

 【ワシントン時事】米国での白人警官による黒人男性暴行死とその後の抗議デモ拡大をめぐり、今も健在の4人の元大統領から発言が相次いでいる。大統領経験者は政治的な発言や現職への攻撃を控える不文律があるが、社会に広がる差別と分断への深い憂慮から口を開いたようだ。
 民主党のオバマ前大統領(58)は3日、インターネット上の集会で、米独立の歴史に触れ「この国が抗議行動によって築かれたことを忘れてはならない」と述べ、デモを支持した。1日には「本当の変化には抗議だけでなく政治が必要だ。変化をもたらす候補を確実に当選させるよう組織化していかなければならない」と説いた。
 共和党のブッシュ(子)元大統領(73)も、2日に声明を発表。「傷つき、嘆き悲しむ人々の声を封じようとする者は、米国の意味と、それがどのようにより良き場所になるかを知らない」と訴え、デモを抑圧するトランプ大統領を暗に批判した。
 民主党のクリントン元大統領(73)は「誰も(被害者の)ジョージ・フロイド氏のような死を迎えてはならない」と語り、人種差別解消へ行動を起こすべきだと主張。同党のカーター元大統領(95)も人種的融和の必要性を強調し、「沈黙は暴力と同じぐらい命取りだ」と訴えた。 
時事通信社

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