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シベリアでの大規模なディーゼル燃料流出、北極海に通じる河の一歩手前まで来ている...

シベリアでの大規模なディーゼル燃料流出、北極海に通じる河の一歩手前まで来ている...

Photo: ilya_torgonskyi/Instagram

「本当に温暖化だけが問題なのか」が問われています。

ロシアのシベリア地方で大規模なディーゼル燃料流出が起きた件について、シベリアの関係当局によると北極海に通じるピャシノ湖に到達したことが明らかになりました。これにより生態系への大きな影響を及ぼす可能性が懸念されています。

ピャシャノ湖は、約70kmの距離に広がる淡水湖。シベリア中部にあるクラスノヤルスクのAlexander Uss知事によると「当然のことながら魚もいて、良好な生物圏となっています。しかし今、どのように持ちこたえられるのか予測するのは不可能です」と説明しています。

今の時点で重要なのは、流出したディーゼル燃料が北極海のカラ海に流れ込むピャシナ川に到達するのを防ぐことであると彼はいいます。

事故はいつ、どこで起きたのか?

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燃料流出が発生したのは5月29日、シベリアのノリリスク市近くの発電所でのこと。発電所内にあった燃料貯蔵庫で柱が崩壊した際に、大量のディーゼル燃料が漏れたと伝えられています。柱の崩壊に関してはおそらく、記録的な暖かさにより地下の永久凍土が融解したことが原因のひとつとみられています。

その後、近くのアンバルナヤ川に約2万トンの赤色染料ディーゼル燃料が流れ込みました。この川はピャシーノ湖につながっています。この事故により、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は被災地で緊急事態宣言を発し、流出を封じ込めるべく何百人もの労働者が派遣されました。流出した燃料は、地元の水路、そして繊細な北極圏の生態系を汚染する恐れがあります。

こうした事態が起きたにもかかわらず、事故の責任を問われている企業ノリリスク・ニッケルは、同地域・クラスノヤルスク当局の主張を否定し続けています。同社の広報担当者は先週、AFPに対し「流出燃料を封じ込めた」と述べたほか、先日のテレビ会議で同社関係者は、湖から採取したサンプルが「0.0%の汚染」を示したと語ったのだとか。彼らの主張を信じる人がどれほどいるかは分かりませんが、クラスノヤルスク地域の職員は実際に高濃度の汚染水の存在を確認したといいます。

本当は、防げる事故だったのか?

事故の責任を問われているノリリスク・ニッケルは、流出を喰い止められなかったのでしょうか。

永久凍土の融解に関するリスクを認識しようとせず、気候変動を利用して「事故に対する責任を回避しようとした」と同社を非難する声明を発表したのは、ロシアのグリーンピース。「土壌を綿密に監視し、危険なインフラの破壊を防ぐ必要があった」と意見を示しています。

永久凍土の融解による問題に直面しているのは、ノリリスク地域だけではないようです。2018年の調査によると、北極圏にある建築物などの基盤のうち3分の1が、今世紀半ばまでに雪や氷の融解を経験する可能性があるとされています。

「燃料タンクを交換していれば、環境にダメージを与えることなく、今回の費用を負担する必要もなかったでしょう」とプーチン大統領は先週のテレビ会議でノリリスク・ニッケル社長のVladimir Potanin氏に伝えました。社長は、流出によって引き起こされた混乱を一掃するために「数十億ルーブル」の費用がかかる可能性があるとの認識を示しています。(10億ルーブルは15億円超。)

Deutsche Welleが報じたところによると、ノリリスク発電所の責任者であるVyacheslav Starostin氏は環境保護規則違反で起訴されたことが明らかになっています。有罪と判断された場合、最高5年の懲役を受ける可能性があるとのこと。

いずれにしても今は、ディーゼル軽油がどうか北極海のカラ海に流れ込まないことを願わずにはいられません。

GIZMODO

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