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久保建英が首位レアルに挑む。勝機をつかむためにどこを突くべき?

久保建英が首位レアルに挑む。勝機をつかむためにどこを突くべき?


パスを保有するレアル・マドリードとの大一番に挑む久保建英(マジョルカ)

 コロナ禍による中断を経て再開したリーガ・エスパニョーラで、ジネディーヌ・ジダン監督が率いるレアル・マドリードが快進撃を続けている。エイバル、バレンシア、レアル・ソシエダに3連勝。バルセロナを引きずり下ろし、勝ち点では同じながら第34節終了時点で首位に立った。

 再開後の戦いに苦しむクラブが多い中、ジダン・マドリードはなぜ着実に勝ち点を積み上げられているのか――。

「どうしてハメス(・ロドリゲス)が先発したのか? それは彼が我々の選手だからさ。我々は23人の選手の集まりで、今日はハメスがプレーしただけだ」

 直近の第34節、レアル・ソシエダ戦に勝利すると、ジダンは会見で淡々と答えた。

 ハメスはジダンに対し、反旗を翻したコロンビア人スターである。昨シーズンはバイエルン・ミュンヘンに新天地を求めたが、引き取り手がなく、舞い戻ってきた。飼い殺しにされても不思議はないだろう。

 しかし、ジダンは恨みを持たず、感情的にならない。その寛容さは特筆に値する。選手の献身や才能に対し、真摯に向き合えるのだ。

 その何気ない采配とコメントに、レアル・マドリードの強さの秘密は隠されている。

 ジダンはリーダーとしての懐が広い。選手に対しての好き嫌いはあるはずだが、所属選手である限り、平等に扱える。お気に入りの選手を作らないし、気に入らない選手を干すこともない。

「スペイン語を覚えず、やる気も見えないガレス・ベイルに価値はない」

 現地記者の間でも評判が最悪に近いベイルでさえ、プレー機会が与えられているのだ。

 慧眼と平等。その両輪のおかげで、ジダンは豊富な戦力を余すところなく使うことができている。

 たとえばヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスという2人のブラジル人アタッカーは切磋琢磨し、それぞれが成長を遂げつつある。マスコミの評価が低かったフェデリコ・バルベルデも、今やポリバレントな能力をいかんなく発揮させている。一時は否定的な論調に晒されていたティボー・クルトワも、今や守護神として欠かせない存在だ。

「ジダンは選手に信頼を与えてくれる」と、カリム・ベンゼマは言う。

 レアル・マドリードの選手は気持ちを切らさず、ジダンを信じ、練習に集中することができる。コンディションが整った時には、必ずプレー機会を与えられ、活躍できる。その空気があるのだ。

 結果、試合ごとにヒーローが生まれる。

 バレンシア戦で、ひざ前十字靭帯断裂からほぼ1年ぶりの試合出場になったマルコ・アセンシオは、交代出場で鮮烈なゴールを決めている。ファーストタッチでの得点。左サイドから速いボールを左足ボレーで合わせた。

 ジダンはリーグ戦再開後、アセンシオを先発が予想されたエイバル戦では使わず、バレンシア戦も終盤での投入だった。マスコミからは「なぜ使わない?」と重圧をかけられていたが、指揮官は泰然自若としていた。まるで、”神降り”のタイミングを計っていたかのように――。

 その采配は神がかっている。その一方で、フランス人指揮官は「戦術的には凡庸」と言われる。

 基本的に、「堅守カウンター」のリアクション重視。「戦力的に恵まれたチームが守備を整え、カウンターやセットプレーで差をつけたら、敵が止めるのは難しい」という極めて現実的論理を貫く。天才ジョゼップ・グアルディオラのような、鍛え上げたプレーのオートマチズムの斬新さはない。しかし “選手ありき”で、状況に応じて個の優位性を組み合わせられる。

 ジダンは自身がファンタジスタと言われた選手だったにもかかわらず、徹底的に効率性を求める。「いいプレー」や「スペクタクル」に酔うところがない。勝利のために、清濁を併せ呑めるのだ。

 6月24日、ジダン・マドリードは首位堅持をかけ、降格圏にいるマジョルカを本拠地ディステファノ・スタジアムに迎える。圧倒的優位は動かないが、懸念もある。守備のフィルター役であるカゼミーロが累積警告で欠場。主将でディフェンスラインの要であるセルヒオ・ラモスも膝を強打し、万全ではない。

 マジョルカのエースであり、レアル・マドリードがパスを所有する久保建英は、対面する公算が高いマルセロ、もしくはフェルラン・メンディと、やり合うだけの力を身につけている。もしボールが入ってくれば、ひと泡吹かせることができる。カゼミーロは不在、左センターバックのラモスは格下相手だと気を緩めることがある。エデル・ミリトンが入るならさらに不安定となり、勝機はある。

 もっとも、レアル・マドリードはたとえBチームでも、マジョルカを一蹴するだけの戦力を持っている。

「残り8試合は決勝戦のようなものだ。次(マジョルカ戦)で終わるわけではない。最後まで戦い続けるのだ」

 そうジダンは言う。マジョルカを血祭りにあげ、進軍を続けることができるか。

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