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地域で異なるPCR検査態勢 医師からの投稿、感染状況見誤る懸念

地域で異なるPCR検査態勢 医師からの投稿、感染状況見誤る懸念

国立感染症研究所で分離された新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真像(同研究所提供) Copyright(C) 2020 神戸新聞社 All Rights Reserved.

■兵庫県内在住の40代女性医師からの投稿

 内科系の医師をしています。県内の複数市の病院や医院で働いていると、地域で新型コロナウイルス感染症の検査態勢が異なっていることが分かります。これは問題です。

 現在、新型コロナの指定医療機関は医師の判断でPCR検査ができますが、それ以外の医療機関では医師が患者を疑わしいと感じると、保健所に連絡して検査を認めてもらわなければいけません。

 A市では、発熱症状のある患者のトリアージ(治療の選別)をする「発熱外来」が比較的多く、診察してもらいやすい環境と言えます。しかし、PCR検査となると大変です。CTで肺炎像があっても、感染者との接触の有無や基礎疾患などがないと、なかなか保健所の許可が出ません。

 一方、B市は発熱外来が少なく、受診までのハードルが非常に高い。その代わりに受診後はスムーズに検査してもらえる印象です。

 先日もB市で高齢の方が発熱して2日が過ぎ、「発熱外来から最寄りの医院で診てもらうように言われた」と相談してきました。危険な状態と判断して保健所に連絡しましたが、家族の行動歴まで細かく、何度も聞き直しを求められ、約2時間後にやっと発熱外来で診察してもらうことが認められました。

 さらに保健所は「必ず検査するとは言えない」▽「検査しても結果判明まで自宅で過ごしてもらう」▽「陽性になれば家族の面会は禁じ、行動歴も公開する」-の全てに同意を取ってほしいと追加してきます。

 保健所とやりとりする間は通常の診察が止まります。結局、患者の家族に紹介状を手渡せたのは3時間を過ぎていました。この調子では検査数が増えるはずもありません。間口を絞っているのは明らかです。

 そしてC市。ここは発熱外来を早期から仮設の1カ所に集約し、病院の医師と医師会の開業医が交代で診察しています。医師会が全面協力してマンパワー不足を解消し、病院、保健所と連携することで、検査も必要に応じてスムーズにできています。

 なぜこれだけ地域で対応が違うのか。一つは保健所の職員が検体を集めて回るため、管内が広く、人口が多いと収集に困難が生じるためです。民間の検査会社も交え、システム自体を変える必要があります。

 ねぎらいの言葉をかけられたり、国内外からマスクの寄付が届けられたりすると、医療従事者は人の優しさに支えられているのだと実感しています。

 ただ、現状の検査態勢では実際の感染状況を見誤ってしまう懸念があるため、投稿させていただきました。

※新型コロナ感染症がテーマの、読者からのご意見掲載コーナーです。

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