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【本ナビ+1】リアリティーある謀略の闇 キャスター、タレント・ホラン千秋

【本ナビ+1】リアリティーある謀略の闇 キャスター、タレント・ホラン千秋

ホラン千秋さん

 『流浪の大地』本城雅人著
 カジノを含む統合型リゾート(IR)計画をめぐる闇を描くサスペンス小説。どんな真実が、いつ見えてくるのか-。テンポの良さに引き込まれ、はらはらしながら夢中で読んだ。真実を伝える新聞記者の葛藤が迫る『ミッドナイト・ジャーナル』の著者の魅力が堪能できる。
 3年前の談合事件で取り調べを受け、現場から外された大手ゼネコン・鬼束建設の新井。閑職に追いやられていた彼に、日本のIR第1号となる工事が任されることになった。ゼネコンマンなら誰もがあこがれる壮大なスケールの仕事に、汚名返上をかける新井。だが、3年前の事件にも関係したかつての部下が接触してきたことに新井の心はざわつく。あのときと同じことが起きてしまうのでは…と。
 同じころ、中央新聞の調査報道班を率いる那智が向き合っていたのは、病に倒れた伝説の記者である伯父が残した建設工事資料。謎のイニシャルが記された資料が語る真実に、那智は同僚記者らとともに近づいていく。
 ゼネコンマンの新井と記者の那智、ほかの調査報道班員らの視点を交えた多面的な構成から、国家プロジェクトをめぐる政財界を巻き込んだ謀略が明かされていく。
 国有地売却をめぐる問題を実際にニュース番組で伝えてきた立場として、小説とはいえ、遠い話には感じられないリアリティーがあった。
 国家や権力といった大きなものを題材にしながらも、著者は小さな個人の情熱や倫理、そして使命感を丁寧に描く。大切なものを失いそうになったとき、人はどのようにして、最終的に何を選ぶのか-。その選択の根底にある絆の尊さを見つめた物語でもある。(KADOKAWA・1800円+税)
                  ◇
 □『「心の掃除」の上手い人 下手な人』斎藤茂太著
 歌人の斎藤茂吉を父に持つ精神科医でエッセイストの著者によるポジティブ人生のすすめ。くすくす笑いの意外な効用、クヨクヨした気分を吹き飛ばしてくれる朝のあいさつ、息の抜きどころをつくることの大切さ…。コロナ禍で気がめいりがちな今読み返すと、心がすっと楽になる。(集英社文庫・480円+税)
                  ◇
【プロフィル】ホラン千秋
 ほらん・ちあき 昭和63年、東京生まれ。青山学院大学英米文学科卒。TBS系報道番組「Nスタ」、フジテレビ系バラエティー「バイキング」(水)などに出演中。
産経新聞

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