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役割増す「エッセンシャルワーカー」 リスクや差別…支援の動きも

役割増す「エッセンシャルワーカー」 リスクや差別…支援の動きも

ビニールのカーテン越しに接客する郵便局員(右)=3日午後、東京都千代田区の東京中央郵便局(佐藤徳昭撮影)

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ外出自粛の長期化で、人々の暮らしに不可欠な職業に就く人たちの社会的役割が増している。海外では「エッセンシャルワーカー(生活必須職従事者)」と呼ばれるスーパー従業員や清掃員、郵便局員らだ。感染リスクがつきまとう職場で心ない差別的言動やクレームを受けるケースがみられる一方で、支援や感謝を示す動きも広がり始めている。(大渡美咲)
 ■使用済みマスク
 「仕事中でも、お湯とせっけんで徹底的に洗って消毒し、人との距離も空けるようにしている。自分ではいくら気を付けても消毒液を置いていない会社もあるので大変」
 東京都内でオフィスやトイレなどの清掃を行う中国出身の女性(58)はウイルスの感染拡大後、電車通勤から自転車に切り替え、エレベーターにはなるべく乗らないようにしている。マスクは会社から支給され、毎日交換することができるが、派遣される会社によって消毒液の有無など対策にばらつきがある部分に不安も感じている。
 緊急事態宣言以降は、テレワークの広がりでオフィスの人の数は大幅に減り、感染拡大の原因となる密閉、密集、密接の「3密」になることはなくなったが、使用済みのマスクがそのままゴミ箱に捨てられていることが多いことに困っている。女性は自費でごみばさみを購入して使っているといい、「マスクは会社で捨てないで自宅で捨ててほしい」と訴える。
 ■小銭入金で来局
 都内の郵便局で局長を務める40代男性によると、フリーマーケットアプリ「メルカリ」を使った荷物の送付や小銭の入金、はがきの交換などを求め、窓口には多くの人が訪れているという。
 男性は「本当に今必要で、急ぎなのかなと思う用件が多い。在宅勤務になったことで、これまでやれなかったことをやろうとか、スーパーと違って混んでいないだろうと思って訪れる人も多い」と打ち明ける。
 マスクをしない利用者も多く、狭い局内では距離を取るのも難しい。「医療関係者も大変だけど、私たちを含め社会インフラとされる職業も大変。本当に今やらなければならないことななのか考えて、不要不急の外出を控えてほしい」と切実に訴えた。
 ■特別手当支給も
 エッセンシャルワーカーの新型コロナウイルス感染は世界的に問題になっている。在宅勤務ができず、不特定多数の人と接触するため、感染リスクも高い。
 米メディアによると、ニューヨークでは地下鉄職員約1900人が感染し、約50人が死亡した。日本でも家庭ゴミの収集作業員や、感染者が入院する病院の清掃員や警備員らも感染。郵便局では社員30人以上が感染し、配達や窓口の業務が一時停止された。
 感染リスクがつきまとう職場でストレスが大きいにもかかわらず、こうしたエッセンシャルワーカーは差別的な言動や不当なクレームを受けやすいとされる。感染者を受け入れる病院の職員がバスに乗ろうとした際、乗客から「コロナがうつるから乗るな!」と叫ばれたり、スーパーや薬局の店員がレジで客に品薄などを責められたりといったケースだ。
 一方で、支援の動きも広がり始めている。政府は感染リスクに直面する医療従事者に対し、診療報酬倍増などの処遇改善を図る方針を決めた。感染防止対策で負担が増すスーパーやドラッグストアの従業員に特別手当を支給する企業も出ている。都では医療関係者らに感謝や支援の意を示そうと都庁舎などを青色にライトアップする取り組みも始まっている。
 労働相談を受けるNPO法人「POSSE」代表の今野晴貴氏によると、エッセンシャルワーカーから「3密状態で働いている」「熱が出ても出勤しないといけない」といった相談が寄せられているという。今野氏は「非常に感染リスクが高い状況で働いており、労働者の負担が大きい。まずはきちんと防護対策をするべきだ。さらに感染した場合には労災保険に手当てを上乗するなどの補償をすれば、安心して働くことができ、ストレスも軽減される。不要不急の外出を控えるなど運営にも協力していくことが必要」と話した。
     ◇
 エッセンシャルワーカー エッセンシャルは英語で「必要不可欠な」を意味し、「労働者」のワーカーと組み合わせた言葉。「フロントラインワーカー」とも呼ばれる。市民の生命と財産を守り、社会を支えるために働いている人たちを指し、コロナ禍以降、重要性が再認識されている。米政府は医療やエネルギー、通信、農業、食品などの分野で働く人たちだとしている。
産経新聞

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