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音楽と人をオンラインで繋げる、意外な難しさ。自宅から生中継「BLOCK.FESTIVAL」の舞台裏を☆Taku(m-flo)に聞いてみた

「STAY HOME, STAY CONNECTED」。純朴なロマンと生活感とのはざまにて生まれる、次の音楽のかたち。

世界は今、新型コロナウイルス感染症によって大きな変化を余儀なくされています。テレワークにソーシャルディスタンス。物理的な繋がりを絶ちつつも、それ意外の部分でどう繋がれるのかが、これからのテーマになるような気がしつつ。

そんななか、m-floのメンバーである☆Taku Takahashiさんが主宰するインターネットラジオblock.fmが、オンラインでのフェス「BLOCK.FESTIVAL VOL.0」を4月に緊急開催しました。4時間の配信を振り返るライブレポも記事化されています。

Chara、大沢伸一、SIRUPなど7名のアーティストがそれぞれの自宅から生ライブを配信し、Takuさんは自らも出演しつつ司会進行兼裏方として準備と運営に奔走しました。次回となる「BLOCK.FESTIVAL vol.1 on LINE LIVE」は、明日5月5日(火)午後2時から開催予定。さらに本日5月4日(月)21時からはその前夜祭もスタートします。

音楽と人をオンラインで繋げる、意外な難しさ。自宅から生中継「BLOCK.FESTIVAL」の舞台裏を☆Taku(m-flo)に聞いてみた

SNSに動画やパフォーマンスをアップするアーティストは少なくありませんが、タイムテーブルに沿った生ライブでの繋がりとなれば、やり方も盛り上がりも変わってきます。どんな苦労がありどんな知見を得られたのか。そして、オンラインでのフェスという動きは、ポストコロナ(or withコロナ)においてどんな意味を持つのか。

今回は、Takuさん自身に「BLOCK.FESTIVAL VOL.0」の裏話や、初めてのオンラインフェスを実現した手応えについて伺いました。当然のことですが、多くのミュージシャンは音楽の仕事がメインであり、けっして配信のプロではないのです。そうした中でアーテイスト全員が自らセットアップし自宅から中継するという難題にどう取り組んでいったのか。

すべては必要に迫られて

──早速ですが、昨今のこの状況を鑑みて、これから配信を主体とした音楽のムーブメントは来ると思いますか?

☆Taku:ムーブメントというより、順応ですよね。今の状況になって、YouTubeを始める人がすごい一気に増えたなとか。個人オウンドメディアの人たちがどんどん増えているなという。それこそ今話してるオンラインインタビューもある意味も配信じゃないですか。ネット会議の需要というか、必要とされないと物は進化しないなと。そういえば前にもAIの話とかしましたっけ?

──しましたね。人工知能と音楽のあり方や、変則的な楽曲配信など、テクノロジーとマネジメントとアーティストを横断して語れるTakuさんだからこその目線というか、追いかけていたものが、より加速されたのではないかという感覚があります。

☆Taku:懐かしいね(笑)。でも、間違いなく加速されましたね。それはやはり必要とされているからだと思います。デジタルがすごい盛んになっている国とかありますが、共通するのは、やはり必要だから。必要だからみんなそれを使うようになっているという。今は、こうした必要性がすごく増えている分、日本も加速化されたなというのが現状かなと。配信に関してもそう。

──あらゆる人が個人で配信できますものね。

☆Taku:だって、それこそ今までこんなにたくさんインスタライブをやっている人はいなかったと思うんですよ。IK MultimediaのiRig Stream(スマホなどに接続して高品質な配信が行えるオーディオインターフェイス)がもう入手困難どころか、国内では入手不可能になっているくらいですよ。

──みんな配信のために買っている、と。

☆Taku:そう。で、アーティストがどんどんそうやってインスタライブだったり、あとはTwitchだったり、場合によってはYouTubeとかでライブするというのは増えていますよね。

──僕の見ている感覚だと、アーティストがオフショット感覚で弾き語りや制作の様子を配信したりという感じです。そこがこれから、もっとショウじみてくるのかなーと。

☆Taku:そこも、必要に迫られるかもしれないですよね。やっぱりみんなどんどん慣れていくし、よりもっと面白いものを求めていくものだし。

──そうした方向になったとき、ライブやCDのようにパッケージングされた形に音楽をコンバートしていた存在、いわばレーベルやスタジオなどは、アーティストに対して何ができるようになるんでしょうか。いわば、これからはそうしたコストをアーティスト個人が担えるようになってきたわけですが。

☆Taku:むしろ、レーベルとかそういったところは必要になってくると思いますよ。アーティストが人を集める力はあっても、やはり餅は餅屋で、じゃあどうやってアーティストは自分たちが食っていくために稼げるかというところは、そう簡単なものではない。中には自分でお金をコンバージョンする人も出てくるとは思いますけど。でも、例えば100万回再生されたとしても入ってくる金額は、CD売れるときほどお金は入ってこないではないですか。だから、そこでシンプルにマネタイズできるというものでもなくて。

──そうしたノウハウであったり、マネタイズとしてフローが成立するような環境を構築したり。そのあたりはやはり餅は餅屋、ということですね。

☆Taku:そうです。プロの音楽現場は、やはりお金が掛かるんですよね。いろいろと工夫したりもするけれど、どうしても掛かってくる。だってプロだから、それで暮らしているのだから、そこでお金が入ってこないと活動ができないんですよ。

──当たり前のことではあるけれど、音楽というフワっしたものに対しては実感が湧きずらい部分も否めませんね。

☆Taku:今はもう、みんな音楽というものが無料で聴けて、アーティストとしては少しでも多くの人に聴いてもらいたいという、お金よりもそっちのほうが気持ちは強い。でも同時に、自分たちも暮らしていかなければいけないので、そこの大変さは飲食の人や中小企業と同じだと思います。不安も抱えてます。それでも表現をしたい気持ちがあってインスタライブなどもやっていますが、例えばインスタライブをやってもそこで課金されるわけでもないですよね。じゃあ、どうやったらそうしたパフォーマンスを収益に繋げられるかが、次のステップになる

──事務所やレーベルが手伝える部分は、そこにあるわけですね。

☆Taku:そう。音楽や作品を作るのはアーティストだけど、それもいろんな人たちに支えられてできているビジネスなんです。そうした人たちにもお金が入ってこなければいけない。じゃあ、今のこの配信時代で、みんなそれでプロとしてやっていけるかというと、いろいろな課題があると思います。皆さんだってそうじゃないですか。文章を書いたり、人にインタビューしていろんなことを知れるのは好きだけど、給料を払ってもらわなかったらギズモードもやっていられないんじゃないですか?

──確かにそうですね。やってることをお金に換えるというのは、こうしてインタビューをしたり記事を書くとは別の仕組みが要りますから、そういうことですよね。

☆Taku:まさにそれと一緒です。

──では、「BLOCK.FES」を始められた理由というのも、まさにそこなのでしょうか?

☆Taku:始めたきっかけというのは、もっとエモーショナルな感じです。こういう現実的な話をしながら、僕はやはりロマンチストなところがあるので。まず、block.fmとして、今のタイミングで何ができるか。僕たちは配信をやってきたメディアで、それで世界中のアーティストたちとつながりを持たせてもらってきました。じゃあ、この状況下で、音楽を作る人たちや演奏する人たち、そして音楽好きな人たちをどう繋げていけるか。みんな個々でインスタライブをやったりしているのは素晴らしいと思うのですが、やはり集合体として何かやる方が、いろんな人たちにより訴求できる。そうして考案したのがオンラインフェスで、「このアーティストが好きだけど、このアーティストに出会うことができたと」みたいな、フェスの醍醐味も大事にしたくて。

──未知の音楽との出会いはフェスの醍醐味ですね。

☆Taku:そういったものを、やはりblock.fmがやらなければいけない。音楽好きの人たちと音楽クリエーターの距離をつくってしまってはいけない。ちゃんと繋がりをつくらなければいけないというところから考えました。同時に、アーティストたちの収入源だったり、さらにアーティストの周りにいる人たちにもお金が入る仕組みというのも考えなければいけない。あとは、実際に音楽を作る場合、スポンサーの皆さんのお力をお借りしなければいけないというところもあるし、ちゃんとスポンサーたちにも自分たちの持っているプロダクトが、良いものだと伝わらないといけない。

──多くのことを取りまとめる必要がありますね。

☆Taku:ライブハウスもそうですが、照明やイベンターの人たちも今は仕事がありません。なので、当初はライブハウスをお借りする方法も考えていました。それで照明さんも呼んでしまおう、と。でも、それが感染の原因になってはいけないので、じゃあ家でできることをやろう。家でもできることを考えて、その中で音楽業界が食べていける方法をやろうと考えました。

音楽と人をオンラインで繋げる、意外な難しさ。自宅から生中継「BLOCK.FESTIVAL」の舞台裏を☆Taku(m-flo)に聞いてみた

配信の難しさと、リスナーの温度感

──第1回(Vol.0)をやってみての率直な感想はどうですか?

☆Taku:まず、これだけ音楽を求めている人たちがいたんだというのを実感させてもらいました。LINE LIVEのプラットフォームを使わせていただいたのですが、タイムラインとかもめちゃくちゃ温かい人たちがいっぱいいて、コメントも99%ポジティブなもので。やっぱり音楽を好きな人たちが、それをサポートしたいという人たちもいっぱいいるなと実感しました。誰しも大変なはずなのに、こうやって音楽に対して感動してくれて、応援アイテムという名の投げ銭をしてくださったりしてくれて。アーティスト側からしてみると、アーティストもやはりライブをしたいねというのをあらためて実感させられました。

──特に大変だった部分はありますか?

☆Taku:やはりテクニカルな部分ですね。ミーティングは全部オンラインミーティングです。いまだに直接会ったことない人もいますよ。ぱっと会えばすぐ終わるようなことが、オンラインでは1.5倍ぐらい掛かってしまう。他にも家から配信するとなったら、こうやって設定しますよと対応するのも全部リモートです。ネットの配線はどうなっていますか、どういう画面が出ていますかとか、サポートセンターみたいな感じで。あとは、個人によってネット回線が違うので、夜になるとトラフィックが重くなってしまうとか、そうした部分から大変でした。

──そうした部分って、技術に明るい人ならなんとなくの説明で伝わるけど、そうではない人に伝えるのはなかなか困難そうですね。

☆Taku:普通は、それだったら配信や音響のプロが実際に側に付いてやるものですけど、オンラインで対応しなきゃいけないので。彼らが使ったことないソフトや機材などを使う必要も出てきますし、アーティストも大変だと思います。

──今回はLINE LIVEをプラットフォームに使われていましたが、その理由はありますか? 例えば海外のオンラインイベントを参考にしたりなど。

☆Taku:ぶっちゃけ海外は全然参考にしてなかったです。海外のイベントは僕らも出させてもらいましたが、録画するタイプだったんですよ。出演者それぞれの自宅を中継でつないでやるというのは、世界的にみても早い試みだったと思うので、タイミング的に参考にできなかったのもあるんです。とにかく優先したのはアーティストと音楽好きがつながることで、収録されたものもアリだとは思うんですけど、なるべくはライブでやりたくて。なるべく一緒に同じ時間を共有するというのが、今また求められるのかなと感じてます。3.11のときにTwitterがすごく伸びたことが思い出されるというか。

──つながりをつくろうということを主眼に置くと、確かに収録よりもライブでやりましょうという考えにはなりますよね。

☆Taku:そっちの方がオーディエンスとのコミュニケーションも取りやすいですし。5月5日(火)に第2回目をやるんですけど、第2回目では海外に住んでいるアーティストも出演予定、トークの部分だけは生で出てもらえませんかと、ちょうど今相談をしたりもしています。

配信ゆえに違いが出てくる、ツールによる質の差

──オンラインの中継のためにミュージシャン個人の技術的なサポートを☆Takuさん自身がかなりやられていたと伺いました。

☆Taku:けっして僕ひとりでやっているわけではなくて、いろんなスタッフがいて、彼らもマンパワーのない中で一生懸命動いてもらっていますよ。ただ、僕がアーティストと直でつながりがあるので、僕が話すのが一番早いなという場面はあって。それにお金もふんだんに使えるわけではないので、動ける人が限られていて、それで僕も動いているというのもあります。たまたま僕がアーティストだから、目立ってしまっているだけかなと思いますね。

──ご自宅の付近まで直接行って説明したみたいなお話も、ちらっと聞きました。

☆Taku:アダプターを渡しに行っただけですよ、玄関の前まで(笑)。iRigで配信してるとスマホの充電が減ってしまうので、充電しつつiRigも挿せるようにするアダプターを持っていきました。ほんと、地味な話なんですけど。

──かなり地道な部分ですけど、やってみると出てくる弊害ですね。

☆Taku:本当にそうですね。小さな問題からつぶしていきました。あと、アーティスト同士だとやっぱり安心感があるんですよね。住所を聞いて荷物を郵送するのもセンシティブな問題なので…。時間的にも郵送より持っていった方が早かったのもあります。

──いろんな配信を見ていて思うのが、マイクや映像の差です。最近だとテレビでもそうですけど、高品質なマイクやカメラを使っているかどうかで、アーティストのパフォーマンスに違いが出てしまうのはもったいないなぁと感じます。

☆Taku:生にしようとすればするほど、そこは難しくなりますね。現段階では、もうとにかくやるしかないという状況なので、どんなにきれいな映像でも、アーティストの演奏が良くなかったら駄目じゃないですか。だから、アーティストが少しでも気持ち良くパフォーマンスできることを最優先にしました。

──なるほど。

☆Taku:それに、クオリティの部分は重ねることによってもっと良くなっていくと思います。例えば、ヤマハさんが作っている「NETDUETTO 」という遅延がまったくないリモートでセッションできるというサービスがあるのですが、それは映像が付いてないんですよ。でも、これからの時代においては映像も必要とされてきている。それに、今回のBLOCK.FESTIVALが注目されてスポンサーが付いてくれれば、機材ももっと安定して供給できるようになる。こうした部分は、やりながらどんどん良くしていくしかないですね。

アーティスト支援のかたちが変わるはず

──BLOCK.FESTIVALの画期的なところが、LINE LIVE上で金銭的支援が可能な点です。今まではCDやチケットというかたちでアーティストを支援していたのが、投げ銭が一般化すれば大きく変わるような気がしています。

☆Taku:そうですね。僕たちのような音楽だと、もともと投げ銭をする文化がなかったのですよ。映像が絡んでくるアイドルやアニメキャラとか、バーチャルYouTuberでは投げ銭というシステムが普通なのですが。今回のプロジェクトは繋がることを何よりも大事にしたいので、リスナーとして音楽が好きだという層とアーティストを繋げる上で投げ銭という形がシステムに相応しいのかもかなり議論しましたね。

──路上ライブでの投げ銭は文化としてありますが、オンラインはまた違うノリですものね。

☆Taku:それこそ、オンラインチケットのような有料制にするのはどうかとの話にもなりました。でもそうではなく、良いと思ったらお金を出していただけるという投げ銭の仕組みに結局落ち着きました。同時に、少しでも本当のフェスを疑似体験できないかと思って、フェスといえばTシャツだからTシャツを作ってみたり。もちろん、ビール片手に風を感じられる本来のフェスでしか味わえない空間はあるのですが、オンラインでできることを引き続き考えています。

──僕は推しのVTuberの配信では投げ銭をしているのですが、「お金を失う、支払う」感覚よりも、「面白いコンテンツを作ってくれる彼女たちをサポートしたい、させてくれ!」という気持ちが強いです。

☆Taku:そう、そのサポートしたいという気持ち。すごくありがたいのですが、やっぱり場合によってはネガティブなイメージもありますから、リスナーを冷めさせるものだけは僕たちも避けたいと考えていました。CDを買ってくれるというのは、アーティスト活動のとても大きなサポートだったのですが、それが変わってきた。今ではライブに対してお金を払うことにシフトしていますし、何度も聴くことでサブスクリプションのサービスでサポートするとか、いろいろなサポートがあります。いわゆるチケット代感覚で投げ銭を捉えて、あとは感動したものに応じてリスナー自身が判断してもらえればと思っていて。リスナーが「サポートしたい!」という気持ちになってくれるかが重要かなと思っています。

──CDやライブのチケットに対してお金を払う時は、経済活動に準じていると感じていましたが、これからはアーティストをサポートするために自分は何ができるだろうとあらためて考えられるタイミングではありますよね。

☆Taku:まさにそこで、今までは意識せずにアーティストをサポートしていたのですよ。それは、CDなりライブなりの商品があったから。でも今のこの状況だと、それができなくなっている。アーティストへのサポートというのが、より可視化されている状況が今の状況なのかなと思いますね

──もしかしたら、そうしたお金の話はもっとオープンにした方が良いかもしれないし、あるいはカモフラージュした方が良いかもしれない。議論の余地が多い部分ですね。

☆Taku:生々しい話、アーティストが暮らしていくためにはお金が必要で、でも僕らの仕事はやっぱり夢を見せる仕事ですから。そこの距離感は大事にしたいなと思っています。アーティストの多くは人生のどこかで音楽に魅せられて、音楽が大好きになった。そこが何よりの根底ですから。だから順序としては、純粋に音楽が好きだというから始まって、その表現のためにはお金が必要である。そこは大事にしたいです。

これからのBLOCK.FESTIVAL、これからの音楽の繋がり方

──配信での演奏やパフォーマンスとなると、必ずしもベストでないアーティストもいると思いますが、そうした些事を吹っ飛ばして「まずはやる、後はそこから」という姿勢で始まったのがBLOCK.FESTIVALなんだなと感じました。DIY精神の息衝く、アツい思いから始まったイベントだなと。

☆Taku:実際、僕も司会進行と自分のパートがありましたが、司会進行以外のところはずっともう皆さんのライブにくぎ付けでした。自分も同じ音楽のプロですけど、この人たちは改めてすごいな…と。ひとえにアーティストのパフォーマンスに魅せられたというのが、率直な感想ですね。

──アーティストはレコーディングやDTM由来のノウハウはあれど、配信やビジネスとなると知識量にはひらきがあると思います。そこの架け橋をTakuさんが上手く橋渡ししている印象も受けました。

☆Taku:マネタイズの場合は、アーティストはそれが必要とあらばそれを考えるべきだし、なんなら苦手な人は苦手でも良いと僕は思います。だってみんなで作るものですから。アルバムもライブも、知識を持っている人はそこでいろいろとそういうアイデアを出していくべきだと思うし、持っていない人は自分が得意なところに集中すれば良い。ただ、マネタイズを考えるのがネガティブと捉える必要もないと思います。本音をいうと僕も音楽だけを作っていたいと思うこともありますけど、今は自分が頑張らなきゃいけないなと思っています。

──レイテンシーやビットレートなどを意識しているか、機材に気を配っているかといった知識の違いが、パフォーマンスのクオリティの違いとして比較されるなら、アーティストも新たに学ぶものが出てきてるなと思います。

☆Taku:それは確かに求められると思いますが、そこを求められないような社会もつくっていかなければとも思ったりしています。今はDIYしなきゃいけないタイミングなのですが、音楽だけに集中できるくらいのマネタイズができるような社会や仕組みを、やはりつくらないといけないなと。やっぱり、そこが日本は偏ってしまってるんですよ。固定客が多いバンドやアイドルグループとかだったら成立するけれど、新しかったりこだわりのある人達がアクションしにくい状況というのは、コロナ以前からあって。

──なんとなくわかります。

☆Taku:やっぱり、アーティストは音楽だけに集中できるマネタイズ環境をつくってあげたいし、僕はそれがより文化の発展に繋がると思っています。僕はたまたま世界中のいろんな人と出会うことができて、いろんな知識をいただけるというポジションにいて、自分自身も興味があったから今こうしてやっているわけですが。でも、今の時代的にそう行った知見は求められていると思うので、これは必要なことなんだろうなと思いながらやっています。

──最後に、BLOCK.FESTIVALをすすめているなかで、もっとも気付いた点はなんでしょう。

☆Taku:もう本当にいろんなことがあってどれがどうってのは言えないんですが…。あれですね。Wi-Fiは水分に弱い。あと、配信時は上り回線の速度も超大事

──ああ、Wi-Fiルーターは水まわりが近いと弱くなると聞きますが…。

☆Taku:人がいても影響が出るくらいですからね。演奏してる本人が電波を遮断することもあるそうで。あと、日常生活でネットする分には上り回線はあまり気にしなくて良いけど、配信する側になったらそうもいかない。なので、運営側としてはパフォーマンスに期待するのと同時に、ネット回線が太くなることも願いたいです(笑)。

──切実…!

【BLOCK.FESTIVAL Vol.1 概要】

配信日時 : 2020年5月4日(月)・5日(火)

前夜祭DJライブ 5月4日(月) 21:00〜24:00

アーティストライブ 5月5日(火) 14:00〜24:00 配信方法 : LINE LIVE

料金 : 視聴無料(応援アイテム/投げ銭制)

公式サイト : https://blockfes.com/

【出演アーティスト 】 ※50音順

5月4日 前夜祭DJライブ 全5名

Q’HEY, TJO, HVNS, Maika Loubté, YANATAKE

5月5日 アーティストライブ 全16組

iri, eill, m-flo, Campanella, kiki vivi lily, SASUKE, SKY-HI, MINMI,

STUTS, 向井太一, TAAR, YonYon, NAGAN, SERVER,

RIRI, BIGYUKI, Mom

Source: block.fm, BLOCK.FESTIVAL

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