Auoneblog.com が提供するポータルサイト。検索、天気、乗換・地図、占いなどの便利なサービスが利用できるほか、時事やスポーツ、芸能などの最新ニュースをリアルタイムにお届けしています。

Powered by Blogger.

このブログを検索

Archive

About

Facebook

苦しんだ今季のW杯振り返る=渡部暁斗に聞く―ノルディックスキー複合

苦しんだ今季のW杯振り返る=渡部暁斗に聞く―ノルディックスキー複合

平昌五輪の複合個人ノーマルヒル表彰式で銀メダルを掲げる渡部暁斗=2018年2月15日、平昌(AFP時事)

 ノルディックスキー複合で2014年ソチ、18年平昌五輪銀メダリストの渡部暁斗(北野建設)が、インターネットを通じて時事通信の単独インタビューに応じた。苦しんだ今季のワールドカップ(W杯)を振り返り、今後への意気込みや22年北京五輪への思いを語った。
 ◇「頭がパンクしそう」=踏み切り変えて光明
 17~18年W杯総合優勝、昨季は2位の渡部暁が、今季は険しい道を歩んだ。昨年11月下旬からのW杯シーズン開幕3連戦は18位、10位、22位と低迷した。
 オフの上半身強化で筋力は増していたが、ジャンプ、距離とも結果に結びつかない。まさかの滑り出しに「ストレスがかなりたまった。頭がパンクしそうな状態というか…。あそこまで追い込まれることは今までなかった」と振り返る。
 試行錯誤を続ける中で、光が見え始めたのは年が明けてからだった。ジャンプで踏み切る際に上方向に飛び出すイメージに変えたことがきっかけになった。その後も修正を重ねて精度を高め、1月末からのW杯3連戦では1桁順位をキープした。
 ようやく表彰台の頂点に戻ることができたのは、3月1日のW杯ラハティ大会。前半飛躍でトップに立ち、後半距離で逃げ切る得意のパターンだった。
 ただ2季ぶりの勝利を手放しで喜んではいない。「たまたま流れが自分にきての勝利。パフォーマンスが急激に良くなったわけではなかった」。荻原健司が持つ日本勢最多のW杯通算19勝にあと一つと迫る勝利は、運が向いた部分も大きかったと冷静に受け止めている。
 ◇断食で疲労回復を実感=来季の巻き返しへ準備
 今季のW杯で1勝にとどまった渡部暁は、総合でも9シーズンぶりにトップ3入りを逃す9位に終わった。「基本的にやったことが全部うまくいかなかった」と振り返る。
 来季の巻き返しに向け、既に準備を進めている。その一つがオフシーズンにしっかり体を休めることだ。「昨年は夏頃から少しオーバートレーニング気味で、回復しないままシーズンを戦ってしまった」と反省。「自分の体を一度ゼロに戻すつもりでやる。何が良くて、何が悪かったのかを見直すために」と狙いを明かした。
 オフの間に全く練習しない期間を、例年の倍となる2週間ほどに増やした。そのうちの1週間は「ファスティング」と呼ばれる断食に挑戦した。
 一般的に言われる味覚や嗅覚の変化は実感しなかったというが、直後の健康診断では例年45~50ほどだった心拍数が39まで下がった。「内臓の疲れが取れた結果かな。体がむくまない状態も維持できている感じがある」と効果を口にする。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、東京五輪が1年延期された。「大変だと思う。目標を見失いかけている選手も多いと思うが、何とか耐えて頑張ってほしい」。同じアスリートとして、困難に直面している他競技の選手たちを気遣う。
 ◇理想像に必要な五輪金=22年前の長野原点
 渡部暁は、2017~18年のワールドカップ(W杯)でシーズン8勝を挙げて総合王者に輝いた。「競技人生で最大の目標」だったタイトルをつかんだ次に照準を定めたのが五輪の金メダルだ。5度目の五輪となる北京をにらみ、「今までよりも五輪に気持ちを込めてやっている」と強い思いを明かす。
 14年ソチ、18年平昌五輪は銀メダル。世界選手権では09年に団体金に輝いたが、個人は銀が最高。今季を前に上半身のパワーアップを図ったのは、大舞台でライバルを上回る強さを身につける意図もあった。W杯1勝にとどまるなど思い通りにはいかなかったが、「このタイミングで落ちてよかった。あとは上がるだけ」と前向きに捉える。
 22年前の長野五輪。小学3年生だった渡部暁は、地元の白馬で日本が劇的な展開の末に金メダルに輝いた場面に衝撃を受け、ジャンプ競技をやろうと決めた。それが今の複合人生の原点になっている。
 「憧れられる選手は実力があるだけじゃなく、いろんな大会でタイトルを取っている。だからこそ五輪や世界選手権で金メダルを取って、引退後も『渡部暁斗って格好よかったな』と言われ続けたい」。そう理想像を語る。
 自身が追い求める姿になるには、五輪の金メダルが必要。強い信念を持ち、今後も研さんを続けていく。 
時事通信社

태그

블로그 보관함

最近の投稿