Auoneblog.com が提供するポータルサイト。検索、天気、乗換・地図、占いなどの便利なサービスが利用できるほか、時事やスポーツ、芸能などの最新ニュースをリアルタイムにお届けしています。

Powered by Blogger.

このブログを検索

Archive

About

Facebook

肝臓がんや肺がんに転移リスクあり 再発後の治療法は?

肝臓がんや肺がんに転移リスクあり 再発後の治療法は?

再発のショックは大きい

 病気は一度治っても再び発症する──そんな「再発の恐怖」をまざまざと思い知らされるのが、毎年多くの死亡者を出しているがんである。がんを最初に告知された際の動揺を乗り越え、つらい治療を経てようやく治ったと思ったのに、「再発です」と医師から告げられたときのショックは計り知れない。

 だが、そんな再発の恐怖がつきまとうものの、「がんの種類別の再発率」を公式に示すデータはない。ただし、5年生存率と10年生存率を比べると、再発しやすいかどうかの目安になるという。東京大学医学部附属病院放射線治療部門長の中川恵一医師がいう。

「ごく簡単に言えば、5年生存率と10年生存率を比べてあまり違いがなければ、再発するリスクが少ないと言えます。

 例えば、全症例の5年生存率が76.8%で10年生存率が67.8%の大腸がんや、同じく5年生存率74.9%で10年生存率65.3%の胃がんは再発しにくいがんと言えます。逆に5年生存率37.0%、10年生存率15.6%と差が大きい肝臓がんはなかなか完治せず、何年経っても再発するケースが見られます」

 2度目の肝臓がんは1度目とどう違うのか。

「肝臓がんが再発する場合、長期にわたる肝臓の炎症が影響して、肝臓内の別の場所にがんができるケースが最も多い。その一方、肺や骨、リンパ節などに転移することもあり、まれに脳に転移するケースがみられます」(同前)

 再発の可能性に加えて、症状も高リスクになる。

「肝臓がんは時間の経過とともにどんどん生存率が下がり、中高年男性が再発すると危険な可能性があります。肝臓内に再発すると肝機能が大きく低下して肝不全となる可能性が高く、他の臓器に転移した場合もハイリスクになりやすい」(同前)

 転移リスクについて浜松オンコロジーセンター院長の渡辺亨医師(腫瘍内科)が指摘する。

「悪性度の高いがん細胞ほど転移しやすい。なかでも胃がんと大腸がんは、門脈という血管でつながる肝臓に転移して再発するケースが多くみられます。門脈の根の部分にある肝臓内の毛細血管に転移したら、手術で完全に切除することはほぼ不可能なので予後が悪くなります」

 同様に肺がんも転移リスクが高いという。

「男性の死亡数1位である肺がんはもともと死亡率が高いうえ、再発すると血液を通じて脳や骨に転移することがあります。肺がんが脳に転移すると部位により手足の麻痺や言語障害など重篤な症状が現われます。また肺はすべての臓器からの血液が通るため、様々な部位のがんが肺に転移するケースも多くみられます」(同前)

 がんが再発した場合、治療法はどう変わるのか。

「基本的に初発のがんは手術か放射線治療が治療の第一選択となりますが、再発すると抗がん剤が中心になります。ただし大腸がんは肝臓や肺などへの転移が少なければ、再発でも手術するケースがあります」(中川医師)

 がんの再発を防ぐためには、定期的な検査が何よりも大切だ。

「再発のがんは初発と同じで早期に見つけることが最も大事です。初発の治療が終わったからと安心せず、適切な検査を受け続けることで再発のリスクが下がります。がんの種類によって検査法が異なるので、主治医の指示に従って定期的な検査を受けてください。

 がんは20年後に再発することもあり、厳密には『完治』のない病気です。治療後も再発リスクを避けるために規則正しい生活を心がけてほしい」(同前)

 がんとの戦いは長く続くという覚悟が必要だ。

※週刊ポスト2020年4月24日号

NEWSポストセブン

태그

블로그 보관함

最近の投稿