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プロ野球・12球団最後の「首位打者」は…?

プロ野球・12球団最後の「首位打者」は…?


◆ 12球団「最後の○○」

 「新型コロナウイルス」の問題で未だ開幕の見通しが立っていないプロ野球。前に進むことができない今こそ、過去の記録にフォーカスを当てて振り返ってみよう、ということで、今回から各球団“最後のタイトルホルダー”を振り返る新企画をスタート!

 タイトルホルダーを多数輩出するチームもあれば、部門によっては長らく遠ざかっているチームも…。今回取り上げるのは「首位打者」。まずはセ・リーグ6球団から見てみよう。


◆ 右打者の時代が続くセントラル

▼ セ・最後の『首位打者』
巨 坂本勇人(2016年/.344)
De 宮﨑敏郎(2017年/.323)
神 マートン(2014年/.338)
広 鈴木誠也(2019年/.335)
中 ビシエド(2018年/.348)
ヤ 川端慎吾(2015年/.336)


 ここ6シーズンは各球団が順に首位打者を輩出しており、なかでも右打者の奮闘が目立つ。

 一般的には一塁ベースに近い左打者の方が内野安打を稼ぎやすく“有利”とされているが、左打者は「攻撃的2番打者」として2015年にヤクルトのリーグ優勝に貢献した川端慎吾ただひとり。この年も次点は右打者の山田哲人(ヤクルト)だった。2016年以降はいずれも右打者が上位2位を占めており、セ・リーグでは右の巧打者が同タイトルを獲得する傾向が続いている。

 昨年の首位打者・鈴木誠也は、中日・ビシエド、巨人・坂本勇人らを抑え、プロ7年目で嬉しい自身初タイトル。広島では「赤ゴジラ」の愛称で親しまれた2004年の嶋重宣氏(.337)以来、15年ぶりの「首位打者」に輝いた。

 ちなみに、1950年に2リーグ制となって以降、最も多くの「首位打者」を輩出しているのは巨人。そのタイトル獲得回数25回はダントツで、次いで中日(12回)、DeNA(10回)、阪神(9回)、ヤクルト(8回)、広島(7回)と続いている。


◆ 日本ハムは最長12年のブランク

▼ パ・最後の『首位打者』
西 森 友哉(2019年/.329)
ソ 柳田悠岐(2018年/.352)
楽 鉄平  (2009年/.327)
ロ 角中勝也(2016年/.339)
日 稲葉篤紀(2007年/.334)
オ 糸井嘉男(2014年/.331)


 セ・リーグとは一転、こちらは日本ハムが12シーズンもの間「首位打者」と縁がない。2010年には田中賢介が193安打を放って打率.335のハイアベレージをマークしたが、200安打超えの西岡剛(当時ロッテ)には及ばす。以降も糸井嘉男(現阪神)、西川遥輝、近藤健介と数々の左打者たちが挑戦したが、あと一歩届かなかった。

 日本ハムの次にブランクがある楽天は、球団創設4年目の2008年シーズンに助っ人のリック・ショートが球団初の首位打者に輝き、翌2009年シーズンも鉄平が同タイトルを獲得。歴史を振り返ると日本ハム・小笠原道大が2年連続(2002~2003年)、さらに遡ればオリックス・イチローの7年連続(1994~2000年)という偉大な記録も残っているが、パ・リーグでは2008~2009年の楽天を最後に同一球団から2年連続「首位打者」が誕生していない。

 さらに、近年は柳田悠岐、秋山翔吾、近藤健介によるデッドヒートが話題となったが、あまりの激戦ゆえに近藤はいまだ無冠。シーズン最多安打記録を持つ秋山も首位打者は2017年の一度きりだった。

 球団別のタイトル獲得回数では、落合博満をはじめ1980年代を中心に好打者を多数輩出したロッテが19回でトップ。オリックス(18回※うち近鉄5回)、日本ハム(12回)、ソフトバンク(11回)、西武(9回)、楽天(2回)と続いている。

ベースボールキング

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